​私の家
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1階は設備コアを挟んで掘りごたつのある母の住まいと私のアトリエスペース。2階は私達家族が住むスペースで、キッチン、階段、水廻りを挟んで南側にリビングとダイニング、北側に個室と納戸がありぐるっと回遊する事ができます。内部は構造の化粧垂木梁をあらわし、杉板天井、無垢床、白壁、引込み障子、引込み襖で構成しています。

建築から20年近くがたち家族構成は大きく変化しました。外部のガルバ鋼鈑とセメント中空押出成形板は今のところ大きな劣化は見られませんが、窓は日照調整のため外付けブラインドを設置しました。
内部の木部は日焼けて綺麗な飴色になり、無垢の杉材の床は夏冬共足触りは良いのですが犬の走り回る所はやはり削れて白木が目立ちます。
庭木は大きくならないよう見計らって太い幹は根元から剪定し若い枝へ更新すると見た目も清々しく後の剪定も楽になります。

掲載誌：新しい住まいの設計