top of page

保谷の家リノベーション​​

改築案では耐震補強するのはもちろん過去の増築で採光や通風の障害となっている部分を減築し「回遊動線」が得られるよう大幅に間取りを見直しました。

足元から冷えてくるのも古い一軒家の悩みですが、窓廻りと外周廻りの断熱改修に加えて床下にエアコンの暖気を送って土間に蓄熱する方式で解決、寒かった廊下や階段が居室と同様に暖かいため家中を行き来して生活できるようになり、年間を通して光熱費も以前より抑えられているそうです。

家の思い出が失われず、生活ががらりと変わらないのもリノベーションの利点です、費用も新築より抑えられて住みやすい家に生まれ変わりました。新緑の5月、雑誌の取材で久しぶりに保谷の家を再訪すると、LDKから庭を眺めるのが毎日の楽しみとご夫妻、美しく育った植栽と手入れされた暮らし方がとても印象的でした。

・クロワッサンNo.951/2017.6.9発売 
・毎日新聞特集「減築」/2013.04.20
 
クロワッサン くらしニュース>>

bottom of page