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保谷の家リノベーション​​

1970年頃に竣工し住み続けてきた実家の改築です。
過去の増築で採光や通風の障害となっている部分を減築し耐震改修と同時に使いやすい回遊動線に間取りもつくり直しました。

足元から冷えてくるのも古い一軒家の悩みでしたが窓と外壁天井の断熱改修に加えて床下にエアコンの暖気を送って床と土間に蓄熱する方式で解決。
寒かった廊下や階段が居室と同様に暖かいため家中を行き来して生活できるようになり、年間を通して光熱費も以前より抑えられています。

家の思い出が失われず、生活ががらりと変わらないのも定年を迎えた夫妻にとってリノベーションの利点でした。
費用も新築より抑えられ予算内で住みやすい家に生まれ変わりました。

・クロワッサンNo.951/2017.6.9発売 
・毎日新聞特集「減築」/2013.04.20
 
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